2013年国会請願が衆参両院で採択されました!!
昨年末から署名活動に取り組んでいただいたJPAの2013年「難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患の総合的対策を求める」請願が12月6日、今臨時国会の衆参両院で採択され、内閣に送付されました。
2013年請願署名は先の通常国会に提出、衆議院では採択されましたが、参議院では最終日に委員会が開かれず閉会となり、審議未了=廃案になっていたものです。
なぜこのようなことが起こったかといえば、遅れて届いたため通常国会への提出に間に合わなかった請願署名を今臨時国会に提出しておいたからです。
採択された請願は先の通常国会に提出したものと同文で、以下のとおりです。
「難病、長期慢性疾患、小児慢性疾患の総合的対策を求める」請願
〈請願項目〉
1 医療、福祉、年金、介護、就労支援などを含めた総合的な難病対策の実現を急いでください。
2 高額療養費制度の見直しを行い、患者負担を軽減してください。生涯にわたって治療を必要とする難病や長期慢性疾患の医療費助成施策の充実を図ってください。
3 難病・慢性疾患の子どもたちの医療費助成制度の拡充、特別支援教育の充実をすすめてください。特に小児慢性特定疾患治療研究事業対象者の大人への移行期支援の充実をはかってください。
4 全国どこに住んでいてもわが国の進んだ医療が安心して受けられるよう、専門医療の充実を図るとともに、医師、看護師、医療スタッフの不足による医療の地域不平等の解消を急いでください。
5 都道府県難病相談・支援センターの活動の充実と患者・家族団体の活動を支援し、難病問題についての国民的な理解を促進するため、全国難病相談・支援センターの設置を検討してください。
難病対策の法制化を目前に控えた今、この度の請願採択は大きな力となりました。いま取り組んでいただいている2014年署名活動の輪をいっそう広げていただきますよう、皆様のご協力を改めてお願いいたします。